一昔前は葬儀は自宅で執り行うことも珍しくありませんでしたが、近年では葬儀場や斎場といった特別な場を借りて執り行うことが多くなりました。斎場も葬儀場も意味に大きな違いはなく、通夜や葬儀式、告別式といった葬儀の儀式全般を行う場所となっています。
セレモニーホールや葬儀会館と呼ばれることもあり、施設ごとに機能には違いがあるので、しっかり比較して決めることがポイントとなってきます。通夜式の開始まで遺体を安置することが可能となっていたり、会食や遺族の宿泊まで可能となっている施設もあり様々です。
火葬場が併設している施設を斎場と呼ぶことが多いので、一緒になっている施設というイメージも強いですが、そういった定義があるわけではないので気を付けましょう。立地条件にも注目しておくことが大切であり、遠方から参列する人が多く公共交通機関を使うときにはアクセスの良さに注目したり、駅と斎場の移動に便利なバスが出ているのか確かめておきましょう。
自動車で足を運ぶ人が多いところは、駐車場の有無や広さに注目しておく必要があります。斎場の選び方の基本を頭に置いておくことにより、希望する葬儀をとり行いやすい場所を選ぶことができます。