新社会人朝倉の知っておきたかった葬儀の知識

直葬を行う上で得られるメリットと注意点

2020年12月27日
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葬儀スタイルの中でも、一番費用を抑える事ができる種類として直葬があります。通夜や告別式などを行わず斎場の利用がないので、費用は火葬場の利用ののみになります。そのため参列者も遺族のみになるので、ぐっと費用面の負担を減らす事に繋がります。

一般葬の場合は平均すると150万から200万程かかり、家族葬であっても80万から100万前後になる事が多くあります。ですが直葬の場合は平均して15万から30万程度に抑える事がで、費用の負担の減らす事ができます。

参列者自体も遺族のみになるので、返礼品の準備や通夜ぶるまいや精進落としといった食事の準備なども不要となります。そのため遺族側の参列者への対応や準備品など、ぐっと減らせることが可能となります。メリットとしては大きな特徴がありますが、注意点としては菩提寺があるのであれば事前に許可が必要な点になります。

仏教では通夜や告別式自体は供養の意味が含まれており、それ自体を行わないというのは供養ができないという事になります。そのため菩提寺の許可は必ず必要となるので、事前に説明したうえで理解を得る必要があります。

また遺族側にとってお別れをする時間がとても短いので、実感がわきにくいというのも理解しておく事が大切です。


 

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