様々な形態のお葬式がある中、密葬について知りたいという人もいるのではないでしょうか。特にこの密葬は、家族葬や直葬等似た形式のものが多く、混同してしまうという人も多いといわれています。まず、密葬の概要は一般の参列者を招待せず、家族や親族、一部の親しい友人等の身で執り行う形式のお葬式のことをいいます。
この概要は家族葬とほぼ同じなのですが、大きな違いは後日密葬を執り行った後に本葬やお別れの会等の式を行うことを前提としているという点にあります。一般的に、密葬は大会社の重役や有名人等が執り行う形態の式で、本来であれば身近な人以外にも参列者が多数になる人が対象になることが多いです。
ただ、最近では一般の人も密葬形式で家族葬を行うことも多く、密葬についての問い合わせも多いといいます。流れとしては、式に招待する人へ連絡をして、次の日に納棺や通夜を行うことになります。その後3日目には葬儀・告別式をして出棺、お別れの儀式等をするという流れです。
密葬をする際には、招待する人以外に知られないように、新聞のお悔み欄に載せないようにすることを忘れないようにしましょう。招待していない人に気付かれて、トラブルになることを避けるためです。そのためには、葬儀社との打ち合わせの際に新聞掲載を希望しないよう伝えておく必要があります。