お葬式会場である斎場の選び方は自宅の近くを選択するのが基本的な考えとなります。これはお葬式を実際に経験しないとわからないことかもしれません。まず第一に家の近くだと葬儀会場まで移動するための時間を短くすることができます。
その移動時間の短さのために心身ともに疲れを軽減させることができます。特に喪主家族となると他の親族と違ってやらなければならないことが多すぎるので疲れがそれだけ多くなってしまいます。また慣れないことをやらなくてはならないので、もしかすると何かしらの忘れ物をすることも大いにあり得ます。
もし万が一に忘れ物などしてしまうと、それを取りに戻らなければならなくなってしまいます。そんな最中に会場から数分ほどの場所と30分以上かかる場所だと時間的にも心理的にも非常に遠く長く感じてしまいます。状況次第では間に合わないということにもなりかねません。
だから家から近いほうを選んでおけば後悔の可能性を減らすことができます。また今頃のお葬式は極力遺体を安置している葬儀会場の控室で休むことを推奨していません。遺体のそばに線香の火を絶やすなという習慣がありますが、今は消防法で夜間の火が禁止されているので、電気ランプで代替されているので火の心配が要らなくなったからです。
控室などでは一応毛布など寝具を用意している会場もありますが、そこで一晩寝てもなかなか疲れはとれません。それよりも家に帰って寝るほうがはるかに疲れを取りやすくなります。