密葬の特徴や選択するメリットとは
2020年04月06日
近年日本では葬儀の規模が小さいものを好む人が増えており、家族葬も珍しくなくなっています。密葬は家族葬と明確に異なる点があるわけではなく、ごく身内で少人数で執り行う葬儀スタイルの一つです。著名人が亡くなった際に遺族のみで密葬を行い、後々偲ぶ会やお別れの会を開催するというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
しかし実際には、お別れの会や偲ぶ会を開催する予定はない一般の人でも小規模な葬儀を望む傾向になりつつあります。密葬について詳しく理解している人はそう多くはないように、決まった定義があるわけではなく会葬者の人数も決められているわけではありません。
儀式的な内容は一般的な葬儀と変わりはないので、後ろめたい気持ちになる必要もなくきちんと見送ることができます。家族葬と同様のスタイルにすることもあれば、火葬式や直葬とすることもあり本人と遺族の意思によって決めることが可能です。
密葬は遺族を始め親しい間柄の人のみで行うので、本葬を執り行う予定がある場合でも本葬に参列してもらう予定の人に伝わらないようにすることが大切になってきます。密葬中に対応に追われてしまわないためにも、周囲には知られないように気をつけましょう。