今の時代でも自宅で葬儀はできる
2016年12月09日
故人を自宅で送ってあげたいと考える人は多いものの、集合住宅に住まう人が増え、現実的に難しいと最初からあきらめてしまう人も多いです。基本的に葬儀といえば祭壇を飾るものというイメージはつきまといます。しかし、そんなことよりも葬儀の本質を考えれば自宅でだって可能になります。
確かに自宅でお葬式をするとなれば大変です。しかし、それは従来の形式でおこなうのであればというのが前提になります。大きな祭壇を家に入れて、故人と面識のない人まで参列するなら、広い家に広い部屋、広い庭がないと無理かもしれません。逆に祭壇を飾ることなく、家族と親族だけのほんの少しの人数でおこなうのであれば、そう大変なことではないですし、例えるならお正月に親族一同が集まるというイメージでお葬式を考えてみればいいだけです。
最期くらいは住み慣れた家でゆっくり休ませてあげたいというのなら新しい自宅葬というのもひとつの方法です。