芸能人や著名人が亡くなったあとに執り行われることが多いのが、偲ぶ会、またはお別れの会です。これは、生前に親しくしていた人が多いことを考慮し、葬儀とは別の日に改めて行われる会です。宗教的な性質がほとんどなく、中にはパーティーのような雰囲気の会が開催されることもよくあることです。
こういった会へ参加する際には、どのようなマナーや服装で参列したら良いのか、迷う人も多いかもしれません。そこで、まずは郵送されてきた偲ぶ会の招待状にくまなく目を通しておきます。そこには服装などについての注意事項が記載されているので、その指示に従えば間違いがありません。
ただし、注意したいのが平服で来るようにとの記載があった場合です。招待状に指示があったからと言って平福で行くのはマナー違反です。このような場合は、略喪服で参加するのがマナーです。どうすればよいのか迷うのであれば、喪服で参列しても浮いてしまうことはないので、喪服で参加しても問題ありません。
香典についても同様に招待状に記載があります。会費が欠かれていれば、それ以外に香典を出す必要はありません。何も欠かれていなければ、香典を出すようにすることがマナーになります。