葬儀においてお経をあげる時以外にBGMを流すことがあります。今まででは考えられなかったですが、価値観の変化によって音楽を流すことを希望する人が出てきています。音楽を流すのは別段悪いことではないとされていますが、流すタイミングについてのマナーがありますので、適切なタイミングで音楽を流しましょう。
葬儀において流す音楽はボーカルがついていないBGMを流すのが一般的ですが、ボーカルが付いた音楽を選ぶ人も出てきています。音楽を流すタイミングとして、式の前や故人の人生を振り返る時などがあります。故人にささげるという意味においては、故人選曲のBGMを流すというのがいいでしょう。
音楽葬にしたいということを明確にするのならば、事前にどういう音楽を流してほしいのかを明確にするべきです。どこでそれを流してほしいのかという明確な希望があるならば、あらかじめ伝えておくといいでしょう。ただ、音楽葬にしたいと言っても式場に音響設備がない場合は、別途追加料金が徴収されたりしますので、あらかじめ式場に対して確認を取るべきです。そもそも音楽を流すことができる式場なのかということの確認を怠ると、肝心な時に音楽が流せないということにもなりかねませんので、注意しましょう。