葬儀・告別式で最も難しいのが、喪主だと言われています。限られた時間の中で決めねばならないことが多いですし、悲しんでいる時間もないと言われる激務です。多くの参列者が訪れる葬儀・告別式であれば尚更で、精神的に参ってしまうのが当たり前ではないでしょうか。
そして、重要になるのが各種挨拶だと言われています。お通夜や出棺時の挨拶がありますし、あらかじめ文言を考えておく必要があります。故人の生前の人柄やエピソードを組み入れておくと、参列者の心に響き渡るのではないでしょうか。
しかし、文言を考える精神状態にならないことがあるのも事実です。そのような場合には、葬儀社が用意してくれる文章を活用すると良いのではないでしょうか。簡単な文章になりますが、分かり易くて心に響く文面になっています。メモを見ずに離すことが出来ればベストですが、見ながらでも問題はありません。ゆっくりと落ち着いた口調で話すことが、喪主の役割ではないでしょうか。近年は、本屋さんでマニュアル本が多く売られています。それに目を通しておくだけでも、心は随分と楽になると言われています。終活がブームになっていますが、常に心の片隅に意識をしておくべきです。