新社会人朝倉の知っておきたかった葬儀の知識

白木の物と漆塗りの物とが存在する

2018年07月09日
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葬儀のときに祭壇の上に飾る位牌は、白木の物が一般的です。白木の物は漆を塗っておらず、まっさらな気の状態で飾られていることが多いといわれています。享年や戒名、属名が記されており、四十九日が開けてから本当の漆を塗ったものを作ることになるため、それまでは丁寧に取り扱ってください。

亡くなった時に喪主が持っていくことが慣例とされているため、亡くなった方の魂がこもっていると考えられています。地方によっては葬儀の時に2本白木の物を造り、1本を墓石におく場合や、お骨と一緒に納める場合と、地方によって差があります。

それ以外の場合には寺院で漆塗りの物ができた時にお炊き上げをしてもらうことが多いです。四十九日に間に合うように作るためには、漆塗りの物の発注は四十九日の二週間前に行いましょう。四十九日の二週間前であれば確実に間に合うでしょう。

昨今では戒名を作らない人も多いですが、戒名がなくても作ることは可能です。仏具店と相談し、納得できる形で作ることで、亡くなった方を供養することにつながるといわれていますので、参考にして下さい。また、亡くなった方の親族それぞれに作る場合にも、仏具店に相談し、適切に作ってもらいましょう。


 

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