新社会人朝倉の知っておきたかった葬儀の知識

葬儀後のお墓への対処を考える時代

2017年10月29日
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亡くなった人の遺骨は、誰もが墓に入ると言う時代ではなくなったと言われます。今までは、亡くなった人は先祖代々の墓に入るのか、もしくは自分自身で新しくお墓を求めると言う方法で墓に入っていました。ですがお寺での墓では、その場所がなくなり新規の人への提供が難しくなり、霊園に場所を求める人が多くなっていました。

この時、墓を建てる主な費用として、そのお墓を使用する権利を取得しての永代使用料と墓石代が必要になります。更にその後は、共益費としての管理料等が毎年必要になって来ます。また問題となって来ているのが、この運営する所が民営が多く、その利用料金が莫大になって来たことが言われます。

永代使用料と墓石代を含めると、200万円を越えることが多くなり、その費用の捻出に頭を痛める人も多くなったことも事実です。都市部においてはこの費用も嵩むことになっていることから、地方へ墓を求める人も多くなっています。

そんな時、墓を必要としない供養方法に、人気が出て来ています。葬儀が終り火葬後の遺骨を、専門の業者に委託することで、遺骨を細かく粉砕し、許可を得た場所や海に撒くと言う方法が行なわれるようになりました。この方法を自然葬とも呼ぶことで、金額的にも数万円で終わる工夫がされるようにもなりました。

そして、墓を建てる代わりに樹木を墓標として墓に見立てる方法も取られるようになりました。墓地や霊園などの場所を利用して樹木を植えることで、埋葬する方法になります。費用も少なく終わることから、遺族への負担が少なくなる良い方法とも言われています。


 

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