葬儀・告別式と支払い金額に関して
ゆりかごから墓場までという表現がありますが、産まれてから死ぬまでにはたくさんのお金が必要となります。特に頭を悩ませるのが、葬儀・告別式ではないでしょうか。自分のお葬式を自分で見ることは出来ませんし、その分の負担は家族にふりかかってしまいます。平均的な葬儀・告別式の費用は、200〜250万円と言われています。右から左に簡単に動かせる金額ではありませんし、支払いに困窮した方も多いのではないでしょうか。
浄土真宗、東本願寺、大谷派の葬儀の特徴とは
仏教の中には、大まかな宗派で分かれています。例えば、空海が開いた真言宗や、日蓮が開いた日蓮宗などです。日本の仏教界において、最人数級の信者を抱えるのが、浄土真宗本願寺派です。この宗派も、大きく2つに分かれており、西本願寺派と東本願寺派、またの名を大谷派です。大谷派の本山は、京都にあり、お東さんと呼ばれている場合もあります。大谷派に限った話ではありませんが、浄土真宗、浄土宗は、念仏を唱えれば誰もが極楽浄土に旅立てる考え方を持ち合わせています。
法要を丁寧に行うことで御先祖さまが浮かばれる
身近な人が亡くなったとしても、葬儀・告別式が終わると全てが終了する訳ではありません。まだまだ忙しい日々が続きますし、特に三回忌までは心身が休まる間がないと言われています。そして、忘れてはならないのが盆法要ではないでしょうか。お盆は先祖の霊が帰ると言われていますし、古い慣習に沿って霊を迎えてあげて下さい。家を出ている家族もお盆は帰省をしますし、家の中も明るい雰囲気になるのではないでしょうか。意外に知られていないのが、盆法要も葬儀社で行えることです。
葬式のお布施の相場と菩提寺の必要性
仏教の葬式の場合、信仰している宗派に応じたお寺から僧侶に来てもらい、お経を上げてもらいます。その際に、お礼として僧侶に支払う金銭のことをお布施と呼びます。ところが、お布施には決まった額というものが無く、依頼主の気持ちで包む習慣になっていることから、いくら包めば良いのか悩んでしまいがちです。一般的に、葬式のお布施の相場は15万円?20万円程度と言われています。しかしながら、地域によって差があるほか、お寺の格式によっても大きく変動することが珍しくありません。