最近、新しいスタイルの葬儀として一日葬があります。通常は二日間かけて行いますがこちらは通夜を行わずに葬儀だけ行います。通夜をしない分、費用が安くなるのがメリットです。通夜料理・お礼品・人件費とかなりの金額を節約できるのが魅力です。また、お寺による通夜の読経がない分だけ数万円分が浮きます。総合的に見れば10万円ほど少なくすることができるでしょう。メリットは費用面だけではありません。特に故人が病気の末に亡くなった場合、そのまま葬儀を行えば看病していた遺族が疲れ果ててしまうケースがあります。
葬儀プランには様々なものが用意されているため、自分に合ったものを選んでみることをおすすめします。ある葬儀会社では大きく分けて3種類のプランを用意しています。一般的なプランでは参列者の目安が30人から200人で、友人や会社の人、近所の人などを招いて行われます。先祖代々受け継いできたお墓があり宗教儀礼を重んじた形式が良いという人や、お世話なった多くの人々に送ってもらいたいという人に適しています。また小規模なプランでは参列者の目安が30人までで、ごく親しい人たちだけでゆっくりとお別れしたいという人に向いています。