時代の流れとともに葬儀に関する考えにも変化があり、近年では大規模なスタイルは好まないという人が多くなりました。そのことから選択肢の一つとして人気を高めているのが家族葬です。家族のみしか参列できないという定義があるわけではなく、故人と親しい人で参列してもらいたい人は呼ぶことも可能となっています。メリットとしては、規模が小さい分必要となるトータル費用も抑えることができるという点ではないでしょうか。しかしその際に頭に置いておかなくてはならないのが、香典も減るので全て自己負担となるという点です。
高齢化は日本が抱えている問題の一つとして挙げることができます。長生きすることは良いことのように見えますが、年金や医療費などの社会保障費が増大し、若い人たちへの支援が少なくなってしまいます。そして、人の寿命には限界があるので、今後は亡くなってしまう方が多くなると予想されています。親や兄弟など親しい人が亡くなってしまうのは悲しいことですが、80歳以上生きたのであれば寿命を全うしたとポジティブに捉えるべきです。